こんばんは。岡本です
M様邸の屋根断熱は、木繊維断熱材「シュタイコ」を250mmの厚みで吹き込む設計です。
断熱材自体は「N:」の標準仕様のため前回の【T様邸】同様ですが、今回大きく異なるのが、前回の経験を踏まえ施工の精度&気密性能を更に上げるために屋根を登り梁構造とし、その梁せい(大きさ)を揃えた構造としました。
屋根断熱の下地を組むのが容易になることにより気密性能を高めやすくなるだけでなく、構造的にも水平構面の強度が増し、且つ内部に筋合い等の少ない空間をつくることが可能になります。
もちろんそのためにはファーストプランの段階から断面や構造の事前検討が必要になりますが、「N:」として大切にしていることの1つなので、毎回できる限り実現するようにしています。