Architect’s Perspective 建築士の視点
建築士がいる工務店 建築士にもタイプがある
建築士・建築家と言えど様々なタイプの建築士がいます。平面的な計画を重視するタイプもあれば、立体的なデザインを重視するタイプもいます。さらに、断熱など温熱環境が得意なタイプもいれば構造が得意なタイプ、ランドスケープ(都市計画/景観)を重視するタイプまで。もちろん皆がそれぞれのバランスを考えますが、知識や経験値によっても同じ建築士でも大きな違いが生まれます。
中でも、性能に対する経験値は人によって一番差が生まれる部分になります。どれだけデザインが良く・要望に合わせた使い勝手が良い家だったとして、住む人の命や健康や住み心地が蔑ろにされた家では満足度は大きく下がります。けれど、断熱や耐震など性能に関しては様々な考え方があり、知識が物を言います。夏は涼しく・冬は寒いのが当然だとか、構造計算せずとも大丈夫など迷信まがいなことを発信する人もまだ世の中にいます。建築士として、住む人の命や健康、住み心地を最優先に考えた提案できること、その上でご要望や暮らし方に合わせたプランニングができることが大切だと私たちは考えています。
Important 建築士が大切にしていること
01
環境に適した持続的なデザイン
その素材を使うことで、今だけでなく将来の暮らしやいずれ訪れる解体の際に、どのような影響があるかを考え1つ1つの素材を吟味しています。デザインは一時的な流行や趣味趣向ではなく、普遍的であることを大切にしています。
02
理想の実現とご提案のバランス
今の暮らしの理想をとことん聞き、そこに建築のプロとして50年~100年先の家族の暮らしを見据えた考えを足してご提案することをお約束します。生涯費用を最小限に抑えながら最大限に暮らしを楽しめる設計にご期待ください。
03
両側の良さを取り入れる
デジタルとアナログ、現代テクノロジーと古来からの知恵や工夫、効率から生まれる合理性と非効率から生まれる味わいや温かみなど。どちらかに偏るのではなく両側をしっかりと学び、変えることも、あえて変えないことも大切に。
04
自然に逆らわず、取り入れる
周辺の良い景色や緑を窓から上手に取り込むことはもちろん、太陽の熱や光、自然の風をエネルギーとして最大限活かし、快適&健康と省エネを両立させる「パッシブデザイン」という住宅の設計手法を取り入れています。
05
全ての性能を考慮する
安全を守る耐震性、健康・快適さを実現する断熱性と気密性、ロングライフな建物になる耐久性、安心を生む防犯性や防火性、シンプルだけど美しいデザイン性、そして重要なコストバランスと地球環境保全まで考えた設計を。
06
エビデンスを提示する
プラン段階から各種シミュレーションを行い、感覚的なものになってしまいがちな住宅の性能を可視化&数値化してご提案します。さらにその性能を発揮させるために、施工品質を高めることに繋がる第三者による品質検査を標準化。
07
何事もシンプルに考える
物事はものづくりに限らず、シンプルな方向に帰結していきます。色々なことを足してごまかすのではなく、しっかりと本質を見極めてそぎ落としていく「Less is more(少ないほうが豊かである)」の考えを大切にしています。
08
中間層でゆとりをつくる
「家の広さ」と「暮らしの質」は比例するものではありません。適正な広さと機能を持ったコンパクトな住まいにすることで、外と中をつなぐ中間層(空間の余白)だけでなく隣地との中間層も生まれ、暮らしはより豊かになります。
09
家と庭を一体的にご提案する
プランを考える際に、家だけでなく庭や外構も同時にプランニングします。リビングと一体的に使えるような中間層・庭をつくることで暮らし方は無限大に広がります。家+庭でオンリーワンな家庭=暮らしになる空間をご提案します。
インテリアデザインを学んだ経験を活かす インテリアを活かす建築士
住まい手の自己表現や家族らしさを生み出すのは、家の意匠ではなく、その家=箱にどんな物を置いて使うかです。インテリアで自分を表現することがスタンダードであるヨーロッパのように、家具・照明・インテリア雑貨を楽しむことができるシンプルで高性能な家に仕立てることで、暮らしの快適さはそのままに、自分の大切なものに囲まれた暮らしをいつ何時でも送ることができるようになるのです。家のデザインで暮らしが左右されない、その時々のあなたらしさを作れる余白が大切です。
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施工範囲
静岡県浜松市浜名区三ヶ日町を
中心とする車で1時間圏内
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