History

岡本工務店の始まりと歴史 5代続く工務店

私たち有限会社岡本工務店の歴史は150年近くになります。1880年に初代の岡本熊作(明治元年、1868年生まれ)が大工として創業した工務店です。二代目の岡本福太郎(1894年生まれ)の時代には三代目となる長男、岡本市郎(1914年生まれ)をはじめとした4人兄弟全員が大工で、家族総出で地域の住宅建築・木造学校建築、さらに、この頃に三ヶ日町の旧清水屋呉服店や公正会館など今もなお残る建築を担当するなどしていました。三代目の時代には、個人宅の建築が広まり、その他にも三ヶ日の金剛寺の鐘楼(1980年)や建築するなど活躍をしていました。そして、寡黙だが人が見ていない所で誰かのために動ける人だったと周りからも言われ、誰よりも笑顔で現場仕事をしていたそうです。

姫街道(東海道)の気賀関所の本番所木工事を請負う(1990年に再建)

そして会長である先代、岡本孔一(1979年生まれ/一級大工技能士)は一度東京で就職後、24歳で弊社に戻り大工として活躍していました。1976年には建築士事務所登録をして設計施工へと移行。阪神淡路大震災を経験してからは応急危険度判定士としても活躍するなどして日本各地に建築従事者として貢献する活動をしていました。この頃には先代が建てた家を改修したりするなど持続可能的な建築となるように家守りとしても活動をしています。そして五代目である岡本和久(1979年生まれ)の時代へと進みます。

代表・岡本和久の歩み 建築士・デザイナーの道へ

五代目となる私、岡本和久は幼少期から建築現場が遊び場で、父や祖父が大工仕事をする風景を見て育ちました。三ヶ日町出身ということから東京に憧れを持ち、大学時代から社会人を始めた頃は東京で過ごすことになります。そこでデザインを学び、仕事にする中で普段経験できないような煌びやかな経験を数多く体験しました。その反面、自身の今の建築ポリシーが生まれるきっかけとなるデザインに対する疑問とぶつかったのです。

1つは、三ヶ日町のような心が落ち着く、何もないようで何かがある風景がやっぱり魅力的だと感じたのに対して、今いる環境に違和感を覚えたのです。商業的には東京らしい尖ったデザインは脚光を浴びて良いのかもしれませんが、設計しても数年で飽きられてしまったり、建物自体が跡形もなく生まれ変わったりすることを目の当たりにして、本質的に人や環境、地域にとって必要とされる建築とは何かという疑問にぶち当たったんです。そこから私のシンプルさを大切にする設計思想は生まれました。地域に合った形・色・素材や地域の人たちで建てる建物はどんなモノやコトが生まれるのだろう。今もそれを探求する日々を送っています。

建築士の視点 建築士と建てる

岡本工務店の家づくりで、パッシブ設計や各種シミュレーション、構造設計、インテリアのような素材、エコロジカルな提案などにこだわる理由を、一級建築士でもある代表が語ります。

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施工範囲

静岡県浜松市浜名区三ヶ日町を
中心とする車で1時間圏内

静岡県浜松市/湖西市/磐田市/袋井市/掛川市/森町
愛知県新城市/豊橋市/豊川市
その他エリアについてもご相談ください。