注文住宅「N:」の家づくりで大切にしていることの1つが、
「ライフスタイルの変化に合わせて間取りを可変できること」。
家自体が高耐久で50年以上長持ちすると、その間にご家族の
ライフスタイルは変化していきます。
お子さんと一緒にみんなで1つの部屋で寝たい時期、
子ども部屋が個室で必要な時期、子どもが巣立ってまた個室が
不要になる時期など。
それを実現するには、建物の荷重や地震力を効率よく伝えて、
内部に筋交い等の耐力壁がなるべく少なくなるようにしなければいけません。
そのためにも、「N:」はプラン提案段階から構造の事前検討をすることにより、
「許容応力度計算による耐震等級3」を保証するとともに、その一歩先の
「小さなスケルトンインフィル」を実現しています。
↑壁の耐力壁を固定して、中の仮筋交いを外したM様邸の2階の様子
登り梁を採用して、屋根の荷重と地震力をなるべく外周部に流すことにより、
2階内部には耐力壁(筋交い)のない、開放的な空間を実現。
内部の壁はすべて間仕切り壁(非耐力壁)となるので、
将来のライフスタイルの変化に合わせて間仕切り壁の
変更も容易にすることができます。