お知らせ
現在の中東情勢の影響により、住宅業界においても資材供給および価格動向に変化が生じています。
特に、原油やナフサを原料とする建材については、供給の遅延や価格改定といった動きが見られており、今後も不透明な状況が続く可能性があります。
住宅は多くの資材と工程によって成り立つため、特定の資材の供給状況が、工事全体の進行に影響を及ぼす可能性があります。
弊社の家づくりと影響の範囲
岡本工務店【N:】では、国産材や自然素材を中心とした家づくりを行っています。
そのため、構造材や仕上げ材の一部については、今回の影響を比較的受けにくい構成となっています。
一方で、防水材、配管、接着剤、住宅設備機器など、石油化学製品に依存する部材については、供給および価格の両面で影響が生じる可能性があります。
家づくり全体としては、影響を受ける前提で適切に対応していく必要があると考えています。
弊社の対応方針
このような状況の中で、弊社では以下の点を重視して家づくりを進めています。
・供給リスクの高い資材の早期確保
・納期の見通しを踏まえた発注計画
・代替仕様の事前検討
・標準仕様を軸とした設計
個別の材料や価格にとらわれるのではなく、
品質を維持しながら確実に完成させることを最優先としています。
家づくりにおける判断について
現在の状況では、従来のように価格や性能のみを基準とした判断だけでなく、
・供給の安定性
・工期への影響
も含めた総合的な検討が重要となります。
性能と価格のいずれかに偏るのではなく、
現実的なバランスの中で計画を進めることが、安定した家づくりにつながると考えています。
お客様の進行状況に応じた対応
現在の状況を踏まえ、お客様の進行状況に応じて以下のように対応しております。
■ 着工済みのお客様
要資材はすでに発注済みのケースが多く、現時点では大きな影響が出る可能性は高くないと見込んでいます。
ただし、今後の供給状況によっては一部資材に遅延が生じる可能性があります。
その場合は、工程への影響を最小限に抑えるよう対応いたします。
■ ご契約済み・着工前のお客様
これから着工予定のお客様については、資材確保と仕様確定のタイミングが重要となります。
特に住宅設備機器については、仕様未確定の場合、発注の遅れが工期に影響する可能性があります。
そのため、可能な範囲で早期の仕様決定をお願いしております。
■ 設計中・ご契約前のお客様
この段階では、価格および工期の双方に変動の可能性があります。
設計にあたっては、
・標準仕様を基準とすること
・代替可能な仕様を選定すること
・優先順位を整理すること
を踏まえながら進めてまいります。
■ これから家づくりをご検討の方
現在の状況では、過度に急ぐ必要はありませんが、従来とは異なる判断が求められます。
・何を優先するかを明確にすること
・仕様ごとのリスクを理解すること
・見積および工期の考え方を事前に確認すること
これらを踏まえて計画を進めることが重要です。
今後について
今後の情勢によっては、資材の供給状況や価格にさらなる変化が生じる可能性があります。
弊社では、状況を注視しながら、必要な情報を適切なタイミングでお伝えし、
無理のない形で家づくりを進めてまいります。
最後に
住宅は、多くの要素が組み合わさって完成するものです。
このような状況においては、個別の条件だけでなく、全体のバランスを踏まえた判断が重要になります。
弊社では、地域の工務店として、品質を維持しながら確実に完成させることを重視し、
現実的で安定した家づくりを進めてまいります。
ご不明な点やご不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
2026.04.15.
岡本工務店
代表 岡本和久